ラジオドラマ「星界の戦旗Ⅱ」のCDを聴くときに、「内容ではなく音を楽しむ」と書きました。
が、音が良かったから、内容も気になりまして。
星界シリーズに手を出してしまいました。
Amazonプライムにあるんだもん。
まずは「星界の紋章」
1999年 全13話。
世界観に慣れるまで「?」ばかり。
アーヴ、アーヴによる人類帝国、人類統合たい、時空ほう、時空融合、しょうし候補生、平面宇宙、思考結晶 など、「なんのことだろう?」 意味のまえに、漢字さえ浮かばない。
(人類統合体、時空泡、翔士候補生 でした)
登場人物の名前、都市名、艦名はみんな片仮名で、ややこしい。
けど、
話がおもしろい。
キャラクターが多彩。
声がいい。
音楽がいい。
と、結局、夢中になりました。
オープニングの曲は、ラジオドラマと同じ。
壮大、かつ繊細。
この曲をオケで生で聴きたい。
主人公ジントと、王女ラフィール。
ジントはいい子だし、ラフィールもいい子。
素直に応援できるふたり。
アーヴによる人類帝国と人類統合体との戦いと、ジントとラフィールの逃避行。
宇宙での艦隊戦と、地上でのふたり対敵との戦い(敵はそのたびに変わる)
ピンチを切り抜けるふたりに目が離せないし、艦長によって戦い方が違う戦艦側もおもしろい。
そして、ホント、声優さんがいいのですよ。
皇太子ドゥサーニュ。塩沢さん。
トライフ提督。十郎太さん。
フェブダーシュ男爵。子安さん。
ギム・ギンガナムばりの悪者。←そこまで酷くない(笑)
惑星クラスビュールのエントリュア警部。
このおっちゃん、好き!
石塚運昇さんなのですよ。オーキド博士!←ってそこはガノタならメランさんやろ。
そして、我らが鈴置さんは、クリューヴ王 ドゥビュース。
ヒロイン ラフィールのお父さん。
紋章では、ラフィールの回想と、最終回にしか出てきません。
回想では、猫を連れてます(笑)
出番は少ないけど、強烈な印象を残したお方。
「星界の紋章」を観終わった後、「星界の紋章 特別編」とやらを観る。
シリーズ13回を1時間半にまとめたもの。
復習を兼ねて観たんだけど、シリーズを観たなら特別編は観なくていいです。
そして、「星界の断章 誕生」
2000年。星界の紋章の番外編。
25分の掌編です。
これが、出てくるのがドゥビュースと恋人だけ。
しかも、ふたりは出ずっぱり。
つまり、鈴置さんの声がいっぱい聴ける!
交易中に難破船を見つけ、調査する話。
なかよしだから、ふたりはずっと話してる。
会話のテンポがおかしくて(ドゥビュースのせいです)、それが微笑ましい。
ラフィール誕生。
そして、紋章へとつながります。
「私のかわいい殿下」
この話、好き。
さー、続きを観るぞ。
次は「星界の戦旗」全13話です。