やあ。ロボットじゃないよ。オーガニック・エンフォーサーだよ。
2017年 02月 10日
今回はCDです。
鈴置さんのCD。
でも、BLじゃないです。腐ってません(笑)
未来放浪ガルディーン 大歌劇。
1992年。
火浦功さんのライトノベル。
元々、ガルディーンってのは、ゆうきまさみさんの企画遊びから生まれたらしい。(Wikipediaより)
ゆうきまさみで、田中公平で、山本正之で、とまとあき。
声優陣は、塩沢兼人、神谷明、鈴置洋孝、青野武、笠原弘子、川村万梨阿。(愛を込めて敬称略)
見事なまでに、究極超人あ〜る!
実際、ゆうき先生も、
「これは究極超人あ〜るの新作じゃありません」って書いてる。
あ〜るくんの楽しさを知っているから、ガルディーンも楽しくないわけないやろ。
と思って買ったら、予想通り面白かった。
壮大な交響詩(映画みたい)に、由緒正しきロボット物のテーマソング(作曲 井上大輔!)、イメージソングは、田中真弓ちゃん、川村万梨阿さん。
そして山本先生が、 植木等テイストで「宇宙一のスチャラカ男」を歌ってます。
山本先生、やっぱ 上手いわ。
ドラマも充実。ミニドラマはキャラ紹介。
そして、20分の「大怒涛」
これが笑えた。
納谷悟朗さんが船長のエイハブ・オキタで、
富山敬さんが軍人ヤマト・マーベリック!
神谷さんと青野さんもいるし、オキタ船長の捕鯨船には波動砲ならぬ波動モリが。
うちゅーうせんかんっ やーまー(略)
メインキャラは、男っぽい女と、女に見える男、胡散臭い男、そして巨大ロボット。
巨大ロボットが出てくるのは、アニメ化狙いらしい。ちなみにメカデザインは出渕裕。νガンダム!
男として育てられた女の子コロナ・フレイヤーは、田中真弓ちゃん。
「俺の気持ちがお前にわかるかー!」
「うる星やつら」の竜之介がモデル。声もおんなじ。
中性的な男性 シャラは井上瑤さん。
セイラさんね。
胡散臭い男 スリム・ブラウンは、鈴置さん。
二枚目半ってところかな。
山本先生の歌う「宇宙一のスチャラカ男」とはスリムさんのことのようですね。
「フッ」系の声ではなく、鰯水さん系。
鰯水さんより、おっさんぽいけど(笑)
そして、巨大ロボットガルディーン。
これが、なんと塩沢兼人さんなのです。
「ガルちゃんって呼んで下さい」
「どうせしがない機械人形ですから。いじいじ」
なんともかわいいロボットさん。
塩沢さんだけど、もちろん「フッ」系じゃないです、あ〜るくん系。
「ロボットじゃないよ。オーガニック・エンフォーサーだよ」
これって、あ〜るくんの
「ロボットじゃないよ。アンドロイドだよ」のパクリだ。いや、オマージュか。作者も声も同じだからいいのか。
しかし。
鈴置さんと塩沢さんという「二大『フッ』声優」を使っておきながら、どちらの「フッ」も封じるとは。ある意味贅沢。もったいないおばけが出るぞ。
懐かしい声がいっぱい。親しみいっぱい。
楽しい作品でした。
キャスト表。面白い。
あ〜るで さんごだった笠原さんの役が、コーラル(さんご)(笑)
鈴置さんは、イワッシ将軍で抜擢されたのね。
写真があるけど、小さい。見辛い。
アップにしたら、なんとかわかる。
41歳の鈴置さん。
(発売が1992年4月だから42なんだけど、半袖だから録音はもっと前。てことは3月の誕生日は来てない、42になってない、って推理。笑)