
ロジャーラビット 1988年
ディズニーの合成アニメ。
ディズニーランドの「ロジャーラビットのカトゥーンスピン」の元ネタ(笑)
1947年のハリウッド。トゥーン(アニメキャラ)は実在していて、人間たちと暮らしている。
ロジャーラビットは、妻ジェシカの噂のためスランプ気味。撮影でもNGばかり。
私立探偵のエディが撮った密会写真が元で、殺人事件が起きる。エディはトゥーンを嫌っているが、ロジャーラビットを匿うはめになる。
CGではなくて、手書きアニメです。
30年前の作品だけど、今観てもすごい。
実写の中に、アニメが実在してる。
監督はバックトゥザ・フューチャーのロバート・ゼメキス、総指揮はスピルバーグ。
ちっちゃなお子さんには、少し怖いかな。
ディズニーランドのカトゥーンスピンも、暗くて怖いしね。
小学生なら大丈夫です。楽しめます。
けど、本当に楽しめるのは大人ですね。
ニヤリとできるところがいっぱいある。
ミッキー、ミニー、グーフィー、ドナルドを筆頭に、ダンボ、バンビ、白雪夢、ピノキオなどのディズニーキャラはもちろん、ベティ・ブープ、バックスバニー、トゥイーティーなど、他の会社のキャラも出ています。
撮影所の中をファンタジアのキャラたちが闊歩しているし、トゥーンタウンの景色はシリーシンフォニー。
インスタント穴や、脱出不能ロープのようなアニメのお約束にニヤリとできる。
「ギャラクシークエスト」がSFのオマージュだったように、これは「古きよき時代のアニメ」のオマージュですね。
ロジャーラビットは、山寺宏一さん。
山ちゃんにしては高めの声。
字幕版を観たら、元々のロジャーとすごく似てた。
つまり、元のロジャーの声の高さと合わせたんでしょうね。すごい。
ドナルドも出ているから、余計に山ちゃんのすごさを堪能できます。
ロジャーラビットのおもしろさや、山ちゃんのすごさはさて置き、鈴置さんファンは鈴置さんを探さなければ。
鈴置さんは出てますが、最後に映るキャストでは役名の表示はありません。
役名の表示があるって、ほんの数人だもんな。
Wikipediaを見ると、鈴置さんはビッグバッドウルフになっています。
ビッグバッドウルフ。三匹のこぶたのオオカミ。
それで、前回(かなり前)はビッグバッドウルフを探しながら観たんだけど、どこに出ているのか気付けなかったのです。
リベンジして、わかりました。
やっぱり最後のところだったんだな。
ミッキー
「 奴はいったい何者だったんだろう?」
バックスバニー
「これだけは言える。ウサギじゃなかった」
ダフィーダッグ「アヒルでもない」
グーフィー 「イヌでもない」
ピノキオ「木の人形でもない」
ビッグバッドウルフ「ヒツジでもない」
ウッドペッカー「ウッドペッカーでもない」
シルベスター「ネコでもない 」
ここか!
前のセリフに重なりながら一気に続くから、聞き取れてなかった。
しかも「オオカミ」ならまだしも「ヒツジ」だし。
何故「ヒツジ」かと言うと、ビッグバッドウルフは羊の皮を被ってるの。
脱いだら、ビッグバッドウルフ。
あー、よかった、よかった。
見つけた。
けど。
「ヒツジでもない」
これひとことだよ。
他の場面に、ビッグバッドウルフはいないよ。
(もしかしたら、気付いてないだけでいるかもしれない、けど声は出してないと思う)
これだけのために、鈴置さんを呼ぶか?
呼ばないよね。
鈴置さんには他の役があって、ビッグバッドウルフはそのついで、でしょう。
てことは、鈴置さんのメインの役を探さねば。
リベンジのリベンジ。
また最初から。
最初は短編アニメーション。
目を離した隙にキッチンに入り込んだ赤ちゃんとロジャーのドタバタ。
カーット!
の声がかかって、映画の撮影だったとわかる。
度重なるNGに怒る監督。
撮影中断。
出て行く監督に追いすがるロジャー。
うん?
あれ?
監督、鈴置さんなんじゃない?
鈴置さんだ!
イメージが違うから気付けなかったけど、よく聴くと鈴置さん。うん、わかる。
なんだ、こんな最初にいたんだ。
検索したんですが、監督ラウルの声が誰なのか書いてあるサイトは見つからなくて、鈴置さんだと書いてあるところも見つけられず。
けど、鈴置さんですよ。
わかります(^-^)
てことで。
タイトルは「ロジャーラビット(わかりましたよ)」
なのでした。
スッキリ(^-^)