鼓ヶ淵インタビュー第2弾の中で鈴置さんが語っていた、エキストラ出演した山田洋次監督の映画。
ファンだもの。観たいよね。
なので、探してみました。
ウィキペディアの鈴置さんのところには載っていない。
山田洋次、村の青年団 からたどり着いたのは、これ。
同胞 (はらから)
1975年の映画。
鈴置さんは25歳。
声優として人気が出るのは20代後半だから、年代的には合ってる。
岩手の過疎の村の青年会会長 高志のもとに、東京の劇団から地方公演の依頼がきた。高額な費用をめぐり、青年会の議会は紛糾するが、高志の熱意で公演が決定。問題を抱えながらも、公演をめざす。
不器用な会長の高志は、寺尾聡さん。若い!かわいい!
劇団の交渉役は、倍賞千恵子さん。桜! ←そこはソフィーか(笑)
岩手の村が舞台なので、出演者は岩手弁。
役者さんに混じって、方言指導で呼ばれたのに出演することになった本当の村の人も出ているそう。
演技に差があってわかるけど、役者さんかと思うほどはまってる人もいて、おもしろいです。
問題はたくさん起こるけど、悪い人は出てこない。立場や思いが違うだけ。
半世紀近く前の映画なのに、家族や仕事の悩みは今も変わってないな、って思ったり。
青年会メンバーの準ヒロインが気になりました。かわいい声。とても上手い。
この人、顔に覚えはないのに、でもなんか知ってるような。
あとでキャストをチェックしたら、岡本茉利さん。
ヤッターマンのアイちゃん!
花の子ルンルン!
おはようスパンクのアイちゃん!
声に覚えがあったのね。
ちなみに、役の名前は愛子でした。
アイちゃん多いな(笑)
そんな風に、古い映画だけど思った以上に楽しく観ることができました。
いい映画だー。
えっ、鈴置さんですか?
はい、出ていらっしゃいました。
村の青年会の臨時総会の場面で見つけましたよ。
わかります?
ここに座っています。
青と黄色のチェックのシャツね。
鈴置さんだぁ。
この話し合いのシーンは10分ほどあるので、セリフはないけど、ちょこちょこ映り込んでいます。
鈴置さんは、置かれたお菓子をつまんだり、たばこを吸ったり、うなづいたり。
ヨーイ、スタート! アハハ!ができていれば、笑顔のアップも見られたんですね。残念。
でも、これだけ大きく映ってるんだから、ファンとしたら十分かな。
探した甲斐がありました。