大好きな辻村深月さんのご本が原作。
試写会で観てきました。
アニメを作る人たちのお話。
同時期(映画では放送時間まで同じ)に放送されるアニメを作る、若き天才監督と、熱血新人監督。それを支えるスタッフたち。
その期の一番である覇権をめざす。
天才と呼ばれてる王子監督(中村倫也)が漏らした「何もないところから作品を生み出すプレッシャー」を聞いて、作品を観られる幸せを感じて泣きました。
ヨネダコウ先生、「囀る鳥は羽ばたかない」を生み出してくれて、ありがとうございます!( ; ; ) ソコカイ
いやいや、ガンダムでもイデオンでも、この「ハケンアニメ!」でも、作った人がいるから私は出会えた。
作る人、そして届ける人。
「サピエンス全史」には、虚構、つまりフィクションを持てたことで、ホモサピエンスは生物の上位になれた、と書かれています。いわゆる「認知革命」ですね。
フィクションはフィクションで虚構でしかない。
けれど、それはある時、リアル以上の力を持つ。
「ハケンアニメ!」はそれを実感させてくれました。
それぞれの監督が作る2つのアニメがすごいの。
王子千晴監督の「運命戦線リデルライト」はバイクで闘う魔法少女もの、
斎藤瞳監督の「サウンドバック奏の石」は王道ロボットアニメ。
私はサバク(サウンドバック奏の石)が好き。
エンドロールに、サバクの全話プロットとして、原作の辻村深月さんの名前が書かれてました。
それ、見たい!
アニメファン、物語を読む人、絵を描く人、文章を綴る人に観てほしいです。
そして、何より、ガンダムファンは観なさい!
王子監督やスタッフたちの会話に、アニメのセリフが盛り込まれています。私が気付いたのは、ラピュタ、エヴァ、ガンダム。他にもあるかも。
ブライトさんのセリフも出てきました!
思わず、くすり。笑ったけど、誰も笑ってなかったです。あれっ? みんな、今のブライトさんのセリフですよー?
公開されたら、観に行きます。
原作もぜひ!