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片付けをしていたら、手紙の束の中から未使用のポストカードが出てきました。

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まずは、安彦良和さん。
クラッシャージョウは、映画公開時に買ったも。
アリオンはアニメージュの付録。

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宮崎駿さん。
カリオストロ、ナウシカ、名探偵ホームズ。
すべてアニメージュの付録。

ナウシカ、好きですよ。
高校生の頃、ナウシカのコスプレしてました(笑)

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そして、金田伊功さん。
バース。
これが一番びっくりした。
1枚1枚、構図がすごい。震える。

そういえば、こんな物も見つけました。

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イデオンの鉛筆。未使用。
キャラが描いてあった物は使ってしまったけど、重機動メカのこちらは好きじゃないから使わずに残ったのでした。

どれも40年近く前とは思えない美品。
忘れてしまい込んでいたのがよかったんでしょうね。

# by m_n_erin | 2020-05-02 08:56 | other | Comments(2)

羽佐上くんのお父さん

4月半ばに休業要請があり、勤め先は休みに。以後、ずっとステイホーム。

大人になってから、こんなに長く家にいるのは初めてです。

「半舷上陸」の読者のみなさまは、いかがお過ごしでしょうか。

カミツレの花言葉は「苦難の中の力」

大切な人たちと大好きな場所が、この苦難を乗り越えられますように。
一日も早い平穏な日々の訪れを祈っています。

さて。
放置もなんなので、書きましょうかね。
放置なのに、ページビューが500!を超えてる日があるんです。びっくり。

鈴置さんの人気は今でもすごい!
ブライトさんが大好きな人はいっぱいいる!

ってことですよね。うんうん。

てことで。
今日はブライトさんです。

出たのはだいぶ前になりますけど、

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シャアの日常 【七】
ガンダムエースで連載されている漫画の7巻です。

作者の南北さん。
ミライさん愛に溢れる絵師さんです。

昔、昔、南北さんのホームページでキリ番を踏んで、キリリクで艦長の絵を描いてもらったことがあるんです。

嗚呼、懐かしい。
キリ番とか、キリリクとか伝わるんだろうか?

(キリ番とは、ホームページのアクセスカウンターのキリのいい番号のこと。管理人が指定した番号を踏むと、特典として絵のリクエストができる。これがキリリク)

嗚呼、懐かしい。(2回目)

南北さんは大人向けの作品を描かれる方と認識していたので、ダムエーで連載が始まった時は、びっくりしましたっけ。

単行本は揃えてないんですけど、帯にもあるように
「ブライトにミライも登場‼︎」
なのですから、この巻は買わないと。

ブライトさんが出てくるのは、第六十四話「シャアの保育」と、第六十五話「シャアのロマンス」
そして、描き下ろしのおまけ漫画「シャアのお迎え」

ここでのシャアは、やしま保育園の職員。
けっこう上手く子どもたちを扱っています(笑)
園長は、保育園の名前でもわかるように、ミライさん。慈愛に溢れたすてきな先生。

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婚約者がいたことはあるけど、独身。
後ろ姿がカムランさんですね。

保育園でシャアは感受性豊かな少女と出会います。

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久恵杉 絵愛(くえすぎ えあ)
クェスです。なかなかかわいい。

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くるくる。

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セリフそのまま。笑える。

クェスとケンカをする男の子は、羽佐上くん。
はさうえくん、と読みます。
はい、ハサウェイです。

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表紙の帯の下にもいますよ。

羽佐上は、お父さんと二人暮らし。
「妻に先立たれてからというもの、どうも母親の愛情に飢えているよう」とは、お父さんの弁。

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ミライ園長に亡き妻の面影を見る羽佐上くんのお父さんと、まんざらでもないミライさん。

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甘酸っぱい恋。
ちゃんとキャラクターボイスで脳内再生されるが、またなんとも。

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慣れない中、家事や子育てにがんばるブライトさん。

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お母さんを忘れられない羽佐上を思って、思いを伝えられないブライトとミライ。

スーツ姿でお買い物、エプロンでお料理、息子を抱っこ、親子でキャッチボール、愛しい人への贈り物。

迷いつつも進もうとするブライトさんは、すてきです。
あっ、ちがった、ブライトさんじゃなくて羽佐上くんのお父さんだった。

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本編でもスピンオフでも、ブライトさんはいつだってすてきですね。

ごちそうさまでした。

# by m_n_erin | 2020-04-28 12:32 | 1st | Comments(4)

鼓ヶ淵インタビュー第2弾の中で鈴置さんが語っていた、エキストラ出演した山田洋次監督の映画。

ファンだもの。観たいよね。

なので、探してみました。

ウィキペディアの鈴置さんのところには載っていない。

山田洋次、村の青年団 からたどり着いたのは、これ。

山田洋次監督映画のエキストラ_f0023813_08523062.jpeg

同胞 (はらから)
1975年の映画。

鈴置さんは25歳。
声優として人気が出るのは20代後半だから、年代的には合ってる。

岩手の過疎の村の青年会会長 高志のもとに、東京の劇団から地方公演の依頼がきた。高額な費用をめぐり、青年会の議会は紛糾するが、高志の熱意で公演が決定。問題を抱えながらも、公演をめざす。

不器用な会長の高志は、寺尾聡さん。若い!かわいい!
劇団の交渉役は、倍賞千恵子さん。桜! ←そこはソフィーか(笑)

岩手の村が舞台なので、出演者は岩手弁。
役者さんに混じって、方言指導で呼ばれたのに出演することになった本当の村の人も出ているそう。

演技に差があってわかるけど、役者さんかと思うほどはまってる人もいて、おもしろいです。

問題はたくさん起こるけど、悪い人は出てこない。立場や思いが違うだけ。

半世紀近く前の映画なのに、家族や仕事の悩みは今も変わってないな、って思ったり。

青年会メンバーの準ヒロインが気になりました。かわいい声。とても上手い。

この人、顔に覚えはないのに、でもなんか知ってるような。
あとでキャストをチェックしたら、岡本茉利さん。
ヤッターマンのアイちゃん!
花の子ルンルン!
おはようスパンクのアイちゃん!

声に覚えがあったのね。
ちなみに、役の名前は愛子でした。
アイちゃん多いな(笑)

そんな風に、古い映画だけど思った以上に楽しく観ることができました。
いい映画だー。

えっ、鈴置さんですか?

はい、出ていらっしゃいました。
村の青年会の臨時総会の場面で見つけましたよ。

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わかります?

山田洋次監督映画のエキストラ_f0023813_08105928.jpeg
ここに座っています。
青と黄色のチェックのシャツね。
鈴置さんだぁ。

この話し合いのシーンは10分ほどあるので、セリフはないけど、ちょこちょこ映り込んでいます。
鈴置さんは、置かれたお菓子をつまんだり、たばこを吸ったり、うなづいたり。
ヨーイ、スタート! アハハ!ができていれば、笑顔のアップも見られたんですね。残念。

山田洋次監督映画のエキストラ_f0023813_08104341.jpeg
でも、これだけ大きく映ってるんだから、ファンとしたら十分かな。

探した甲斐がありました。

# by m_n_erin | 2020-04-14 14:09 | 鈴置さんのアニメ・洋画 | Comments(5)

鈴置さんの本、見つけましたよ!

前回書いたように「小説ジュネ」のインタビューの最後の文章

★ページの都合で残念ながら載せられなかった部分は、次号大ジュネでフォローしたいと思います。お楽しみに。

これに遅ればせながら気が付きまして(何年越しやねん)、探したのですよ、次号とやらを。

載っていた本は、小説ジュネ1989年2月号。
隔月刊だから次号は1989年4月号。

ネットで検索。発見。
が、目次にないのです、鼓ヶ淵インタビューの文字が。

おかしいぞ。これじゃないのか。

そこで、元の文章を再確認。
次号大ジュネ。
うん? なんだ、この「大」は。

つまりですね。ジュネには2種類あったのですよ。なにもつかない「ジュネ」と「小説ジュネ」。  
どちらも隔月刊で、毎月どちらかが出ていたってことです。

そして、小説ジュネを「小ジュネ」と略したことに応じて、なにもつかないジュネを「大ジュネ」と呼んだのでしょう。

つまりだな。
私が探すのは、大ジュネの次号。
1989年3月号ってことだ。

再検索。ヤフオクで見つけた。
うん、ちゃんと目次にも書いてある。これだ!

ってことで。
数日後に無事入手できました。

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大きい方ね。

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ちっちゃい字(昔の本は字が小さい!)で五段組6ページ。
うち2ページは読者からのカセットブックの感想。すごい量。

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鼓ヶ淵の話を中心に、演じることについてなど。
小説ジュネの方が、多岐にわたっていましたね。

最初のアフレコは冒頭の電話のシーン。
息のあった二人の会話に、誰からもなく「もうできちゃってるみたい」という声が。
鈴置さんが「もうできちゃってるもんなぁ」と返して、爆笑。

声優と役者。どっちが難しいって聞かれるけど、難しさって一緒ですよ。種類が違うだけでね。どっちも面白みがあるし、どっちも難しさがあるし、どっちも楽しさがあるしね。

誰の声かわかってしまうのが職業病。
鈴置さん曰く、

吹き替えで洋画を見ていると、これは誰、これは誰って声がわかる。せっかくのいい映画も顔が浮かんでくるわけ(笑)

だから、鈴置さんはストーリーがわかってる洋画は原語で聞くそうです。
さらに、キャスティングからディレクターもわかるとか。

なるほどね。
他に、

ディズニーランドのカリブの海賊は、みんな知ってる人。世界に浸れない。(鈴置さん)

マクドナルドの前で「今サンキューセットを買うと」とか聞くと、「あー和彦かぁ」とかね(笑)(雄二)

だから、鼓ヶ淵も、知り合いだったら大笑いすると思うよ、鈴置がやってるってだけで。

とおっしゃってましたが。
いやいや。そんなことはないと思いますよ。

演じることについての話の中で、

山田洋次監督の映画にエキストラで出たことがある。青年団が車座で会議しているシーンで、全員が笑わないといけないのに、細切れに撮ることに慣れず、アップなのに全然笑えなかった。山田洋次さんが来て、「お前、今まで生きてきて笑ったことないのか?」とその場面はカットされた。ヨーイ、スタート!アハハ!ってそれができなかった。

みたいなことが書いてありました。

映画とな! 観たい!
山田洋次監督作品なら、今でもありそうやん。
探す!

ってことで。
次回は、その映画について書きますね。

鈴置さんをたどる旅は、続くのです。

# by m_n_erin | 2020-04-12 23:34 | 本の中の鈴置さん | Comments(0)

予知夢って、信じる?

久しぶりに、聴いて、読みました。

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鼓ヶ淵。

だいぶ前に入手したのに、書いてなかったですね。

長唄と三味線を通じて出会った洋一郎と雅美。
目が見えなくなり山奥の湯治場に篭っていた雅美は、洋一郎を呼び出す。

見えない目。
知らぬ間に弾いていた三味線。
切れた糸。
聴こえる鼓の音。

雅美が見た四つの夢のうち、二つが本当になってしまった。
残る二つを本当にしてはいけない。

夢と鼓の音に追い詰められる雅美。
雅美を救いたい洋一郎。

1987年、雑誌小説ジュネに掲載され、翌1988年にカセットドラマ化。

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そう。カセットなのです!

「初のジュネカセット」ってことなので、まさにBLドラマCDのはしり。

BLということばがない頃のBL。

「ボーイズラブ」なんて軽いことばでは言い表せない風情があって。

カセットブックには「幻想純愛ロマン」と書かれています。
この話、オカルトっぽくもあるんだよな。

「伝奇」
いや、
「耽美」ってことばが一番しっくりきます。

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雑誌掲載時とカセットブックは、信田琴美さんのイラスト。

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小説版は、いのまたむつみさん。

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どちらも美しいです。

洋一郎は鈴置さん。
雅美は三ツ矢雄二さん。

他の出演者もいますが、ほぼ洋一郎と雅美の二人芝居。

ナレーションのない形式。
主役の洋一郎が心境や状況を話してストーリーを進めるから、鈴置さんはしゃべりっぱなしです。

嗚呼、なんてすてき!

ちなみに、構成・脚本の花枕桃次は、三ツ矢雄二さんの別名義です。

雑誌のインタビューによると(この話はまた次の機会で)、
洋一郎役、雅美役は、たくさんの若手をオーデションしたみたい。
が、けっきょく見つからなくて鈴置さんと雄二になったとか。

「(脚本を)書いている時は、(雅美役を)やるつもりじゃなかった」とは雄二の談。

鈴置さんは、三ツ矢さんの推薦らしいです。

鈴置さんの洋一郎は、穏やかで大人っぽくて、でもちゃんと高校生。
BLの鈴置さんって大人の男性が多いけど、この役は若い。声もちゃんと若く作ってる。

雅美を大切にしていて、やさしいの。

鈴置さんのことを、雄二は

「すごくやさしいんですよ。最近珍しいぐらい、やさしい人でね。やさしさが変にベタベタしない男っぽいやさしさ」

「(鈴置さんの)意地悪じゃないところ、包容力があるところ、そんな人柄が洋一郎の役にけっこう出ている」

なんかねぇ。
うれしいですね。

鈴置さんって、そんな人だったのね!

とってもいい声の鈴置さんですけど、実は収録時は体調が良くなかったのです。

前日に膀胱結石で救急車。
痛み止めの座薬を置き、座ってアフレコしたそうです。

このあたりの話は、別のBLCDのフリートーク(「大きなコケシの故郷で」)にも出てきます。

対する三ツ矢さんは、艶のある声で雅美を演じています。
みごとな美少年ぷり。

三ツ矢さんの雅美は、繊細で危うくて、でも芯がしっかりしてる。
洋一郎を「ようちゃん」って呼ぶの。
とてもかわいい。

雅美のセリフの

「でも、ようちゃんは器用だし、頭もいいし、生まれつきいい声だし、」

生 ま れ つ き い い 声 !

ここで思わず「うん」と大きくうなずいてしまいます(笑)

小説ジュネ1989年2月号に、カセットにまつわるインタビューが掲載されています。

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そのことは「本の中の鈴置さん・その2」で取り上げていますよ。

これを書くにあたり、改めてインタビューを読み直したら、最後にこんな文章が。

★ページの都合で残念ながら載せられなかった部分は、次号大ジュネでフォローしたいと思います。お楽しみに。

うん?
次号でフォロー?
ってことは、続きがあるんや!

てことで、インタビューの続きが載っている次号とやらを探すこととなりました!

手に入れば久しぶりに「本の中の鈴置さん」が更新できる!

さて、どうなりますことやら。
乞うご期待。

# by m_n_erin | 2020-04-08 21:41 | 鈴置さんのBL | Comments(0)